ワタリウム美術館のクマグスの森展
2007.11.28 Wednesday | category:季節の行事・ちょっとお出掛け

どこかへ出掛けたいという思いはあって、でも行く場所が決まらなくて・・・そんな方に、ぜひおすすめしたい展覧会があります。
それは、ワタリウム美術館で開催中のクマグスの森展。南方熊楠にスポットを当てたところが、博物学・民俗学マニアの私にはたまりません。
けれど、クマグスを知らない方にもぜひにと思うのです。
ひとりの人間が一生かかって到達したとは到底思えない、ものすごい蓄積量の知識と、多岐にわたる好奇心。生きることそのものがフィールドワークだったと云っても過言でないほど、世界を股にかけた活動力。
驚異に次ぐ驚異に触発されて、なんだかむずむずしてきます。
もっともっと、いろんなことをしよう、たくさんのことを見て、消化できなくても考えて、欲張りに生きよう、たのしく生きよう。
そんな風に、勇気づけられるような気がするのです。
クマグスといえば、日本人で初めてイギリスの大英博物館に勤めたことや、粘菌という新種の陰花植物(現在の分類とは異なります)を発見したこと、国が押し進めた神社の合祀と森林伐採に反対したエコの先駆者であることなどが有名です。
そんな日の目を見た活動とともに、当時の日本で議論を巻き起こした“とある研究”が一緒に紹介されているところが、今回の展示のすてきなところ。


クマグスがスケッチしたキノコの絵(ボタニカルアート)も見所です。
絵はがきも販売していて、思わず鼻息も荒く購入!
家族や友人が見つけてきたキノコを、クマグスがスケッチしたものもありました。破天荒な研究家だったから、家族はたいへんだったはずだけれど、なんだかつかの間、うれしくなったのです。

はがきの後ろには、こんなクマグスマークがプリントされています。
脳みそに足が生えてるって、まさにクマグスのイメージぴったり!
最後に、忘れちゃいけないのが、一階のショップと地下のアートブックコーナー。
ワタリウムのショップ、オン サンデーズは紙ものを多く取り扱っているので、手紙マニア、紙マニアにはたまらない場所。
ここだけ訪れても、きっと満足できるはずですよ!
ワタリウム美術館 クマグスの森展
※一度チケットを買うと、会期中何度も観られるパスポート制。2008年2月3日(日)までなので、私もまだまだ行くつもりです〜。
| クロヤギシロヤギ | 10:29 | - | - |
